「彦根市都市公園フォトコンテスト2020」結果発表

平素は彦根市都市公園(金亀公園・荒神山公園・庄堺公園 ばら園・しょうぶ園ハーブ園)をご利用いただきありがとうございます。今日、新型コロナウイルスの世界的な流行により、公園内の多くのイベントが中止となりましたが、そんな時だからこそ多くの方に公園を利用していただき、元気で健やかな毎日をおくってもらいたいという考えのもと、当フォトコンテストを今年度初開催いたしました。短い期間ではありましたが、応募者数68名、応募作品総数177点と、多くの魅力あふれる作品をご応募いただきまして、誠にありがとうございます。入選された作品は、各公園のPRにて使用させていただきます。

【テーマ】
風景、人などを対象に撮影した、彦根市都市公園の魅力にあふれた写真作品

【審査員】
共同体代表 髙木 淳一
共同体副代表 棚橋 泰之
共同体員 髙木 慎吾(フォトマスター検定1級)

【総評】当共同体が管理運営している3つの公園が対象となってはいましたが、庄堺公園を対象とした作品が圧倒的に多く見受けられました。また、イベントを告知した季節が夏であったため、春先の作品が少なく、今後の課題となりました。
「公園の魅力にあふれた写真」というテーマであったため、作品内に公園と人が入っているものが高い評価を得た印象がありました。その他にも、被写体をズームで写すよりも、各公園であると認識できるような広角な作品が好まれるなど、テーマへの理解が深く必要なコンテストであったといえます。
過度なレタッチ、特に彩度を大きく調整している作品が多く見受けられましたが、パッと見の印象はよくても、「不自然」な色味になっているため選考では低評価となることがありました。あくまでも公園内の「自然」な風景を念頭に写真撮影に臨んでいただけたらと思います。

最優秀賞 「老いた母と」 古賀 貴博 様


お母様と一緒にばら園を散歩される姿が非常にハートフルな一枚です。全体的な構図のバランスが良く、写真作品としても完成度が高いため、今回のフォトコンテスの最優秀賞に選びました。

優秀賞(金亀公園)「錦秋の金亀公園」下池 祐司 様


中心にある四阿をあえて暗く映すことで、前後の異なる種類の紅葉の色鮮やかさが際立って見えます。構図や光の角度など、非常に技術が要求される作品です。

優秀賞(荒神山公園)「やぁーっ!!」若林 直嗣 様


とても躍動感のある作品で、見ている側も元気がもらえるような一枚です。写真の中のお子さんのように、多くの方に公園で元気に身体を動かしてもらえたらと思います。

優秀賞(庄堺公園)「秋薔薇」川崎 晃 様


ばらの一番の見頃といえばやはり春ですが、この作品では秋ばらと背景の紅葉のコントラストが見事で、春先のばら園とはまた違った魅力にあふれた一枚です。

共同体代表賞「ゲートの向こう」工藤 朋也様


庄堺公園のシンボルであるばらのアーチをメインに、秋ばら、紅葉、そして夕焼けの色鮮やかさを際立たせた、奥行きのある作品となっています。

入選作品

108本の薔薇/ほりゆかり 様

こだわりのアングル/角田 恒雄 様

天までとどけ/藤田 文子 様

バラと親子/宮田 茂 様

はじまりの音/藤井 南々帆 様

色香につつまれて/長谷川 悟 様

昼下がり/木下 三千代 様

秋色の並木道/須山 達也 様

秋暮れポッポー/林 巧 様

金亀の夕景/平井 貴大 様

2021年01月21日